『時間』/ 堀伸乃心
『時間』/ 堀伸乃心
こんにちは。
法学部法学科2年の堀伸乃心です。
拙い文章ではありますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
気がつけば今年も7月を迎え、あっという間に大学2年前期の山場、テスト期間が迫ってきました。数々のテストやレポートが科されるこの時期、きっと多くの学生が焦りを覚え始めていることでしょう。私もそのうちの1人です。特に忙しいこの時期だからこそ、改めて強く実感することがあります。それは、「時間の使い方」の重要性です。
体育会サッカー部に所属しているので、日々の練習や試合など、サッカーと向き合う時間が長いのは当然のことです。しかし一学生である以上、それを理由に学業を疎かにすることは許されません。二足の草鞋を履いている私たち体育会の学生はなおさら、効率的に時間を使うことが求められます。
私は小学生の頃、中学受験に挑戦することを自らの意思で決意しました。当時も今と変わらず、サッカー中心の生活を送っていましたが、自らその道を選択した以上、サッカーとは切り離して、勉学においても悔いの残らない結果を残したいと思っていました。学校、サッカーで忙しい中、受験勉強も同時にこなすために、私は自己流の勉強方法を確立していきました。それは、移動時間を徹底的に利用することです。私は、自宅から練習場までの長い移動時間を有効活用することで自習時間の確保を図りました。まとまった時間を確保することができない分、隙間時間で最大限の集中をしてとにかく頭に叩き込む。それこそが受験とサッカーを両立させるための、私にできる最も効率的な方法でした。コツコツと勉強を進めていくうちに、それは成果として形になっていき、その結果として私は青山学院に導かれたのだと思いますし、副産物として集中力も身についたと思っています。
個人的には、この中学受験での経験はとても大変でしたが、大学生になった今でも活きていると感じます。普通の大学生よりもはるかに朝が早く、自由な時間が少ない分、ちょっとした隙間時間や余分な時間を見つけ出し、有効活用していかないと、この生活をこなすのは私には難しいです。空きコマがあれば当然その時間は課題などの時間に充てますが、私の場合は自宅、グラウンド、キャンパスが互いに遠く、移動に時間を要するため、小学生の頃と同様、その時間で集中して課題やテスト勉強を行うことを特に心がけています。その結果として、今のところそれなりに両立はできていると私は思っています。
地味で目立たない行動ではありますが、これらの積み重ねが勉学・サッカーの両面における大きな成果につながることを信じて、これからもコツコツと継続していきたいと思います。
2024/08/15 07:25