『期待しないこと』/田中星凪
こんにちはー。2年の田中星凪です。
せっかくの機会なので多少自分のことを思いつきで書いています。拙い文章ですが、興味がある方は読んでいただけると嬉しく思います!
僕は、サッカーを通じたこの人生、自分に期待したくねぇ。と思ったことが何度もあった。だって、傷つきたくないもん。落ち込みたくないもん。理想と現実との差に絶望したくないから、期待しないことで自分を守る。
俺はこの程度だから。まぁこんなもんでしょ。
今まで、挫折する度こんなことを思って自分を守ろうとしたことがある。これでは、折角の成長の機会をカッコつけて手放してるように感じる。そこで、挫折した時自分を守ろうとするのではなく、自分を納得させようとすることにした。
これだけやってきて、ダメならしょうがない。こんな感じで、少しの差だけどこっちの方が清々しく、漢らしく感じる。期待通りにならなくても、納得させるため悔いの残らないよう努力することは全員ができることではないのかもしれない。
僕の5歳から始まったサッカー人生を振り返ると、心技体が未熟ながらも、よく足を止めずに歩んできたなと思う。僕は強い人間ではないので、その中でサッカーや自分が嫌になったりもした。でも、期待に胸を膨らませ、目標に向かって走り出そうとしてる時の自分の顔が1番笑っていて、楽しそうだったのかなとか思う。
そう思ってからは、なにをしたいのかを考える時の基準として、期待した時の自分の顔がどれほど楽しそうかを考えるようになった。将来の自分に期待した時、ぎこちなく上手く笑えてない愛想笑いだったら、内心本当にしたいことではないのかもしれない。つまりは、どれくらいワクワクするかを考えるようになったということだ。期待したら絶対に悔しい思いはするけど、自分を納得させられるほど頑張ることができれば、結果やって良かったと思うことがほとんどだった。結果というのは他人評価によって判断されてしまうが、僕にとって最高の結果とは
やって良かった。と納得する。
これに限るなと思う。
期待通りの結果が出ることは、正直全然なかった。でも、子供の頃みたいに自分に期待して現実をなにも知らずに未来を描いてる時の方が楽しいのかな。
期待=ワクワク
自分を下げて守ろうとするよりも、もっと自分に期待してワクワクした方が絶対いいじゃん。
明日嫌いなバナナ食べてみようかな。
ずっと返してない松葉杖病院に返しに行こうかな。
学食でカツカレー以外食べてみようかな。
なんか楽しくなってきた。
2023/07/26 09:40