こんにちは。
名古屋グランパスU18出身の新玉瑛琉です。今回、初めてブログを書く機会を加藤蓮君が与えてくれました。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
いきなりだが、勝負に勝つ者のメンタルを自分なりに解釈したいと思った。
私は去年、6月から12月までの半年間、試合で一度も負けなかった。公式戦24連勝(1分を挟む)し、日本一を二度経験した。
思い返してみると、日々のトレーニングは日本一と言っていいほど強度が高かったと今思う。トレーニングで喧嘩することはもちろん、涙を流す選手もいた。毎日毎日喧嘩の繰り返し。それほど一人ひとりがトレーニングに対して熱意をもっており、いかなる練習でも勝敗に物凄くこだわっていた。
そんな練習の積み重ねで、どんな戦いであっても負けたくないという気持ちがでる。負けずに挑戦しようとする真の挑戦が、心を育てていた。
そんな気持ちを全員がもちながら、みんなサッカーをめちゃくちゃに楽しんでいた。楽しんでる時こそ、一番の成長だ。
全員が自主的に学び、「挑戦」し「努力」できるその環境は居心地のよいものだった。
さらに私たちは、すべての試合で、色々な人達への感謝の気持ちを決して忘れはしなかった。感謝の気持ちこそ、最大の力になるし、その気持ちはプレーに表れるものだと勝ち続けている時、強く感じていた。勝った時は、応援してくれていたすべての方々と喜びを分かち合っていた。
それが強さの秘訣だったと胸張って言えるだろう。
練習に対して全力で励み、勝負心があるも、楽しみつつ、感謝をも忘れない。そんな習慣が私たちにはあった。
それは間違いなく勝者のメンタルであると思う。
むろん成長に繋がる。
その気持ちが薄れた時に、勝負に負けるというのを経験したのだ。しかし、勝負に負けても下を向く人は誰一人といなかった。むしろ悔しい思いをした分次やってやるぞという士気をもった。
次があるという前向きな思考が立ち直り強くなる方法であった。
大学に入った今、私たちは試合に負け続けて、なかなか勝負に勝てない。「負けることは辛い」とみんながみんな思っている。
だが、のちのち振り返れば、その負けというのはいち通過点に過ぎず、大切なことはその負けを、どう生かしていくかではないのか。
「敗北」があってこそ成長できる。
負け続けても、たとえ結果が出なくても、その努力は必ずその先の何かに繋がる。
苦しい時に全力で向き合うからこそ、新しい何かが得られるのだと思っている。
気がつけば、今シーズン残り2試合となった。相手が圧倒的な力を持っているように見えても、絶対に力に屈服してはいけない。
青学なら勝てる。私はずっとそう信じている。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次は先輩の吉田歩未君にバトンパスです。乞うご期待。
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