『自分の武器』/ 礒部礼恩
こんにちは。 松本山雅FCユース出身、総合文化政策学部の礒部礼恩です。拙い文章ではありますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
最近、ふと「自分の武器は何なのだろう。」と考える時があった。その時の自分には、答えが直ぐには出てこなかった。よくよく考えてみると、自分は昔から色んなことに手を出しながらも、どこかそれら全てを中途半端に済ませてしまう癖があった。あれもこれもと興味を持つのはいいのだが、それを最後までやり遂げたということがほとんどないのだ。そんな自分を変えるためには何が必要なのか。たまたま昔のサッカーノートを見ていたとき、かつての恩師の言葉が目に留まった。
「自分の強みとは何か、客観的見知から己を見つめ直す。」
その頃の自分にはなんとなくしか理解できていなかったが、今になってその言葉の意味が痛いほどわかる。それと同時に今も昔も自分の課題は変わっていないんだと痛感した。
また、最近読んだ本にはこんな言葉が書かれていた。
「万物の大半はほとんど価値がなく、ほとんど成果を生まない。少数のものだけが非常に役立ち、大きな影響力を持つ。」
今の自分に置き換えるとつまり、何をやるかではなく、何をやらないかに目を向ける必要があるという事ではないかと感じた。これらはサッカーにも多く当てはまることだと思う。自分の力で変えられないことや周囲の目、外的要因に目を向けるのではなく、自分自身を高めるために必要なことに目を向けることが成長していく上で大切なことなのではないのか。そして自分にとってのその「少数のもの」を探し出し、磨き上げることが今の自分のやるべきことだと思う。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
2023/10/03 14:08