『価値』/徳原輝一
『価値』/徳原輝一
平素よりお世話になっております。社会情報学部3年徳原輝一です。
ブログも3回目となり、今回ぐらいは少し気を楽にして書いていこうかなと思いながら同期のブログを読んでいたら、金子星太のふぁ?なブログを読んで今年も真面目に書こうかなと決めました。ちなみに僕も金子星太と同じくAB型です。まあそんなことは置いておき、自分のことを熱く語る機会も滅多にないのでおふざけブログを期待した人たち真面目なブログになることをお許しください。
2022年3月22日、同期の仲間と初めて出会い、雪の中凍えながら神田トレでめちゃくちゃ走ったあの日がつい昨日のことのようで、時間の経過が恐ろしいほど早く感じる。ちなみに衝撃とキツさで今でもその日の日付は忘れない。
青学サッカー部という組織に入って3年目。
自分はこの組織で何を得ることができたんだろう。
この組織に何を貢献することができたんだろう。
副務になったけど俺何したんだろ。
大学サッカーも折り返し地点になり、ふと自分の中で問いかけた疑問である。
その疑問に対してすぐには明確な答えは出なかった。
昨年、チームは入れ替え戦で慶應に負け2部から3部に降格した。自分はピッチに立つどころかトップチームに関わることも出来ず、ただスタンドから応援することしか出来なかった。
試合後泣きながら謝ってきた高橋悠の姿を見て本当に自分が情けなく、死ぬほど悔しく感じた。
トップに絡めない悔しさを晴らすために副務になったはずなのに、1年間何もチームに貢献できず悔しさを味わうことになった。
チームが3部に降格したこと。自分がトップチームに関わることができないこと。これらは毎日のくだらない小さなマイナスな積み重ねが生んだ結果なのかなと考えた。
実際にこんなことを耳にすることがあった。
「3部に降格して妥当でしょ。」「俺ら弱いもん。」「負けてて嬉しい。」
たしかに自分が試合に出れずに、なんであいつが出てるんだよみたいに思うとマイナス発言を口にしてしまうこともあるはず。人間だから仕方ない。それでもチームを代表して戦ってる仲間にそんなことを言う奴は本当の仲間じゃない。そう思えていたのにただそれを聞いても何も言えなかった自分に嫌気がさした。
正直チームの誰もが去年の組織は、緩さがどこかで生まれていたと感じたはず。私はそんな組織を残りの限られた期間で本気で変えたい。そう思った。
私はよく同期のみんなに、「社不はら」「実はこいつが一番ヤバい」「頭おかしい」「危ない」とか散々に言われ、多くの同期が私の印象操作を図ろうとしてますがそれは間違ってます。自分で言うのもなんですが、実は根底にはめちゃくちゃ熱いものを秘めてるいい選手なんです。
私は、自分の本当の感情を表に出すのは恥ずかしいし、苦手。落合乃安のように語り上手でもない。だからみんなは私がこのように話すのは珍しく感じると思う。
俺以外にも感情を表に出すのは恥ずかしいし、苦手だけど根底にはめちゃくちゃ熱いものを秘めてるいい選手は同期に沢山いると勝手に思ってる。
今トップの選手でもない私が「組織を変えたい」なんて簡単に言うのもおかしいと思う。でも、私は本気でこの同期、仲間たちと最高の景色が見たい。
最高の景色が、自分達の代で関東1部昇格を決めることなのか、全国優勝を成し遂げることなのか、自分が関東のピッチに立つことなのかはまだ分からない。
だけどこいつらと一緒に頑張りたい。いや絶対にやれる。リッチハイツの頭のおかしなやつら、動物みたいなやつら、俯瞰してるやつ(特に玉井駿作と宮ア開)、協調性にかけてる金子、変なやつばかりだけど、一緒ならやれるって思う。
根拠はないけど。
なんかそんな気がする。
答えられなかった疑問を追い続けることがいずれ自分の最高の「価値」になると思う。
みんなに居てよかったと頼られる「主務はら」になって残りの約1年半、その「価値」をみんなと追い続けたい。
長々となってしまい、何を熱く語ってしまったんだろうととても恥ずかしいですが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後とも青山学院大学体育会サッカー部への多大なるご支援、ご声援の程、よろしくお願いいたします。
2024/06/04 21:57