『逆境を力に変えて』/ 國分唯央
『逆境を力に変えて』/ 國分唯央
今回ブログを担当させていただきます。1年の國分唯央です。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私は高校時代に2度の長期離脱を経験しました。1度目は高校2年の夏、両足の第五中足骨を疲労骨折し、手術を受けたため、3ヶ月の離脱を余儀なくされました。2度目は高校3年の新チームが始まってすぐの3月に、右足の第五中足骨を再び骨折してしまいました。正直、2年生の時は選手権予選に出られないと言われても、自分の代ではなかったので特に何も感じませんでした。しかし、2度目の3月の怪我は、自分の代で結果を残したいと思っていた中での出来事でした。練習中に骨の折れる音がし、激痛で歩けなくなり、病院で検査を受けたところ、全治までどれくらいかかるか分からないと言われました。
その時、これまで積み上げてきたものが一瞬で崩れ去ったように感じました。仲間たちがピッチで戦っている間、自分は何もできないという無力感に苛まれました。特に、達也がU17高校選抜の候補に選ばれたり、優日がプロに内定したりと、同じDFラインの仲間たちが活躍している姿を目の当たりにするのは、嬉しいと同時に、とても複雑な思いでした。自分もその場に立ちたいという強い思いがありましたが、当時はそれが叶わず、もどかしさや焦りが募るばかりでした。しかし、この経験は自分にとって大きな転機となりました。リハビリを通じて、ただサッカーができることのありがたさを改めて感じ、自分の体のケアの大切さを学びました。
そして、チームに戻った時、以前とは違う視点でサッカーに向き合えるようになりました。苦しい時間を乗り越えたことで、精神的にも強くなれたと感じています。この経験を活かし、一歩ずつ成長していけるよう努力していきたいと思います。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2024/09/30 18:34