『選んだ道』/髙橋麻衣
『選んだ道』
平素よりお世話になっております。
青山学院大学文学部英米文学科4年の髙橋麻衣です。
高校大学と7年間マネージャー続けてきて初めて書く部員ブログです。引退後に書いたら想いが溢れすぎるだろうと思い、引退直前に書き終えました。自己満かつ拙い文章ですが、マネージャーとしての想いを綴ったので温かい目で最後までお付き合いいただければ幸いです。
私がサッカー部でマネージャーを続ける理由は何なのか。
高校3年間駒場でのマネージャー生活を終え、今思えば迷うことなく大学4年間青学でのマネージャー生活をスタートしました。大学入学前に駒場の先輩に連絡して体験に行き、1人で天皇杯やら関東リーグやらの観戦に行き。部活がしたくてしょうがなかったんだろなと。考えればもう人生の3分の1をマネージャーとして過ごしていると思うと、私は何がしたくてここにいるのか、「自分の心の奥にあるモチベーションの源泉って何だろう」とありきたりな質問を常に自分に対して投げかけていたような気がします。
もう何年も考え続けて出た答えは、
「ただ心から尊敬できる人達との時間が自分にとって1番大事だから。」
人を影から支えるのが好きとか、感謝されることにやりがいを感じるとかそういうマネージャーらしい想いよりも、
「自分が人生をかけたい人・時間・空間のためにマネージャーをしている」という答えが一番しっくりきました。今までのマネージャー生活で周りから「自己犠牲心がすごい」と言われることが多々あったように思います。何もかも「チームのため」であることは間違いないけど、自分を犠牲にした瞬間は一瞬たりともないからこそいつも違和感を感じていたのかな、と。
尊敬できる人と一緒にいたい。誇れる自分、誇らしく思ってもらえる自分でありたい。これが私の人生の選択基準として常に上位にある中で、学生生活を部活に捧げた事に後悔は1mmもありません。
前提として私の尊敬できる人の基準は、「自分の目標や夢の為に努力を続けられる人」です。私はそれが出来ないことがコンプレックスで、当たり前に毎日努力できる人が羨ましくてたまらないんです。部員はその点まさに私が「尊敬する人達」でした。みんなは私にとって成長したいと思うきっかけであり、言葉で表すのが難しい程大きな存在です。
みんなに感化されて走り続けた日々を通して、少しは自分の尊敬の基準に近づけているのだろうか、少しは誇れる自分になれたと信じたい。と思う一方、自分自身が成長や変化を実感しているからこそ引退が近づく今、その2文字が無性に悲しくはあっても想像していたより怖くないのかもしれません。
高校大学と学年唯一のマネージャーとして、価値ある存在になりたいと常に思ってきました。実際チームの皆が「麻衣じゃなきゃ」と感じた瞬間はそう多くはないとしても、そう思ってもらえるように考えて悩んで実行して修正して。そうやって夢中に走った日々が、尊敬できる仲間との日々が、自分の"誇り"に繋がってるその事実だけでとても意味のある日々を過ごせたと思います。
駒場から体育会サッカー部に進んだ数少ない同期が引退ブログで語ったこと。
「ゴールよりも進んだ道に意味がある。たどり着かなくても道に満足できればそれが正解だと思うから。」本当にその通り。
選手のように目標やゴールを明確に持って先を見れない自分が嫌でしょうがなかったけど、今振り返れば毎日を、1週間を、1シーズンを、試行錯誤して必死にこなしてきた道は正解だったと思います。満足です。
高校大学選定時、選んだ道は間違ってなかったよ、自分。
To 家族
私の行きたい道を進ませてくれて、
選手でもない私を常にそばで支えてくれて、ありがとう。
チームや同期の皆、マネージャー陣への感謝は文字にするのが難しすぎます。どうしても長くなってしまうので、感謝の気持ちでめいいっぱい綴ります。とにかく最高の同期に出会えたこと以上に幸せなことは思いつきません。心の底からありがとう。
平素よりお世話になっております。
青山学院大学文学部英米文学科4年の髙橋麻衣です。
高校大学と7年間マネージャー続けてきて初めて書く部員ブログです。引退後に書いたら想いが溢れすぎるだろうと思い、引退直前に書き終えました。自己満かつ拙い文章ですが、マネージャーとしての想いを綴ったので温かい目で最後までお付き合いいただければ幸いです。
私がサッカー部でマネージャーを続ける理由は何なのか。
高校3年間駒場でのマネージャー生活を終え、今思えば迷うことなく大学4年間青学でのマネージャー生活をスタートしました。大学入学前に駒場の先輩に連絡して体験に行き、1人で天皇杯やら関東リーグやらの観戦に行き。部活がしたくてしょうがなかったんだろなと。考えればもう人生の3分の1をマネージャーとして過ごしていると思うと、私は何がしたくてここにいるのか、「自分の心の奥にあるモチベーションの源泉って何だろう」とありきたりな質問を常に自分に対して投げかけていたような気がします。
もう何年も考え続けて出た答えは、
「ただ心から尊敬できる人達との時間が自分にとって1番大事だから。」
人を影から支えるのが好きとか、感謝されることにやりがいを感じるとかそういうマネージャーらしい想いよりも、
「自分が人生をかけたい人・時間・空間のためにマネージャーをしている」という答えが一番しっくりきました。今までのマネージャー生活で周りから「自己犠牲心がすごい」と言われることが多々あったように思います。何もかも「チームのため」であることは間違いないけど、自分を犠牲にした瞬間は一瞬たりともないからこそいつも違和感を感じていたのかな、と。
尊敬できる人と一緒にいたい。誇れる自分、誇らしく思ってもらえる自分でありたい。これが私の人生の選択基準として常に上位にある中で、学生生活を部活に捧げた事に後悔は1mmもありません。
前提として私の尊敬できる人の基準は、「自分の目標や夢の為に努力を続けられる人」です。私はそれが出来ないことがコンプレックスで、当たり前に毎日努力できる人が羨ましくてたまらないんです。部員はその点まさに私が「尊敬する人達」でした。みんなは私にとって成長したいと思うきっかけであり、言葉で表すのが難しい程大きな存在です。
みんなに感化されて走り続けた日々を通して、少しは自分の尊敬の基準に近づけているのだろうか、少しは誇れる自分になれたと信じたい。と思う一方、自分自身が成長や変化を実感しているからこそ引退が近づく今、その2文字が無性に悲しくはあっても想像していたより怖くないのかもしれません。
高校大学と学年唯一のマネージャーとして、価値ある存在になりたいと常に思ってきました。実際チームの皆が「麻衣じゃなきゃ」と感じた瞬間はそう多くはないとしても、そう思ってもらえるように考えて悩んで実行して修正して。そうやって夢中に走った日々が、尊敬できる仲間との日々が、自分の"誇り"に繋がってるその事実だけでとても意味のある日々を過ごせたと思います。
駒場から体育会サッカー部に進んだ数少ない同期が引退ブログで語ったこと。
「ゴールよりも進んだ道に意味がある。たどり着かなくても道に満足できればそれが正解だと思うから。」本当にその通り。
選手のように目標やゴールを明確に持って先を見れない自分が嫌でしょうがなかったけど、今振り返れば毎日を、1週間を、1シーズンを、試行錯誤して必死にこなしてきた道は正解だったと思います。満足です。
高校大学選定時、選んだ道は間違ってなかったよ、自分。
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チームや同期の皆、マネージャー陣への感謝は文字にするのが難しすぎます。どうしても長くなってしまうので、感謝の気持ちでめいいっぱい綴ります。とにかく最高の同期に出会えたこと以上に幸せなことは思いつきません。心の底からありがとう。
2022/12/03 07:26
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