『飛躍』/中戸川知磨
こんにちは。西湘高校出身MFの中戸川知磨です。
今回、全てに関して独特なセンスをもつ高杉くんから指名をして頂きブログを書くことになりました。
「話が長い。」中学時代からミーティングの度にチームメイトによく言われた言葉です。伝えたいことが多い上に国語が苦手。なかなかまとまった話ができないのです。今回部員ブログを書くにあたって、書きたいことが多くて悩みに悩みましたが2020シーズンの自分とチームについて振り返り少しでも読んでいただく方々にプラスになることを書けたらと思います。拙い文章となりますが最後まで読んでいただけたら幸いです。
それでは本題に入ります。
2020シーズンを振り返るとチームは関東2部降格、個人では恥骨の怪我で大学サッカーははじめの1ヶ月しかプレーすることが出来なかった。中学から怪我は多くサッカーができない期間が多かったがここまでの長期離脱は初めてでした。自分の技術、フィジカルが底辺スタートであると覚悟で青学サッカー部に入部し、まず今年一年はその差を埋めることから始めようとした矢先、この怪我は痛かった。リハビリ期間が長くなればなるほど気持ちに焦りは出てきた。サッカー人生の幕を閉じることさえも考えた。正直自分の中ではどん底に陥った。そんな時救ってくれたのが中2の時のコーチが自分にかけてくれた言葉です。
「高く飛びたい時、棒立ちでは高く飛べない。膝を曲げて、下に沈んでから飛ぶほうが高く飛べるでしょ」
当時怪我が重なり試合に出れない自分にかけてくれた言葉です。ユースに上がれない現実を見た時、高校時代部長になってしんどかった時、この言葉を聞いた時から今までどんなに辛いことがあっても耐えることができた。落ちるとこまで落ちたほうが高いところに行ける。「飛躍」を信じ続けた。
今回の怪我もこれまでのように考え、ひたすら耐えてきた。この沈むことに耐えた後はさらにパワーを使わなくては高く飛ぶことはできない。この一年で周りとの差はさらに大きく開いてしまった。今まで以上の努力が必要になるがまだまだ自分の可能性を信じたい。
2020シーズン都リーグへ降格した青学も同じことが言えると思う。都リーグへの降格というどん底に突き落とされたことはこれからの飛躍のために通るべき道であると思っている。
このどん底に落とされたチームは常に安定だったチームより最高到達点は高いと思う。
これからの努力次第でとんでもないところまでいけるかもしれない、そう思います。
みなさんもこれからの人生の中で辛いことやそこで辞めたいと思うことがあるかもしれません。そんな時、今回自分が述べた事を思い返して頂けたらなと思います。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。長々と申し訳ありませんでした。次回は青学1スタイル抜群イケメンの花村くんにバトンを回します。皆さんご期待ください!
2021/06/24 17:29